こんにちは!よっしです。
XMに用意されているプラットフォームMT4とMT5。
非常に高性能なトレードソフトで、高い評価を受けています。
ですが、このMT4とMT5は機能が豊富なだけに、どう使うべきなのかよく理解できていない方もおられるでしょう。
そこで今回は、MT4・MT5の使い方や画面の見方について簡単に解説していきます!
- トレードをはじめる前に知っておきたいこと
- 実際の使い方
- 注文方法(成行注文、指値注文)
今回は、特に初心者の方に向けて必要最低限の機能をご紹介していきますので、初心者の方は特に参考にしてみてください!
MT4・MT5でトレードを行う前に知っておきたい基礎知識

まずは実際にトレードを行っていく前に、トレードに関して知っておきたいポイントを抑えていきましょう。
- 注文方法
- チャート
これらの知識はFXトレードだけでなく、株や金などその他の投資を行う際にも共通する部分もありますので、しっかり抑えておきましょう!
注文方法
トレードを行う際には6つの取引注文方法があり、それらを使い分けることで利益を最大化させれるだけでなく、資金管理も行っていくことができます。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
それぞれみていきましょう。
成行注文
成行注文は、現在の価格でそのまま注文する方法です。
約定にかかる時間は素早く、現在この価格で欲しい!とすぐに飛びつくことができます。
ですが、表示されている価格そのもので取引できないこともあるのがポイントです。
例えば1ドル100円で成行注文したのに、実際に取引された金額は102円4銭になるということがあります。
これはスリッページというもので、取引希望金額と実際に執行される金額との差が発生する現象です。
成行注文では即座にポジションを持つことはできますが、このスリッページが発生しますので注意しましょう。
指値注文
指定したレートで取引を行う注文方法です。
例えば現在のレードが102.333円であり、102.355で売りを入れたい時などにこの注文を行います。
注意点としては、現在のレートよりも高い位置での買い注文と、現在のレートよりも低い位置での売り注文を行うことができません。
逆指し値注文
こちらはその名の通り、指し値注文と反対の注文を行うことができます。
現在のレードが102.333円であり、102.300まで下がってきた時に売りを入れるといった注文が可能です。
所謂ストップロス・損切りを指定する際によく使われる注文方法になります。
OCO注文
注文を新たに2つ出せる注文方法です。
指し値注文と逆指し値注文を行う形で、利確ラインと損切りラインを設定できます。
IFD注文
新規注文と決済注文を同時に行える注文方法です。
新規注文を行う際にしか使えないことに注意しましょう。
IFO注文
こちらは、新規注文・損切り注文・利確注文の3つを同時に行える注文方法となります。
ドル円102.500で新規の買い注文を指定したと同時に、102.400で損切りと、102.700で利確を行う注文が同時に行える方法です。
資金管理が大切な投資の世界では、こういった注文方法の使い分けによって、徹底した資金管理を行うことができます。
チャート
取引を行う際に一番眺めるのがチャート。
このチャートを中心として、全ての取引が行われます。
このチャートに様々な情報が表示されることで、現在の価格を視認できることはもちろんのこと、取引の強弱や勢いも読み取ることもできます。
チャートを構成する基本部分として
- ローソク足
- 時間足
これらのことについても確認しておきましょう。
ローソク足
チャートはこのローソク足が集まることで、線状の“チャート”が作り出されます。
ローソク足とは、決められた時間内に始値・高値・安値・終値の4つの値がどういった数になったかを視覚的に表示させたものです。

画像のように、遅長い棒の部分がヒゲ、四角い長方形の形をした部分が実体と呼ばれます。
時間足
時間足は、簡単にいえばローソク足1本を表示させる時間のことです。
1分足や5分足といった時間足が用意されていて、その時間をかけてローソク足一本が表示されます。
ですので、5分足なら1分足5本文の情報が1本のローソク足に詰まっており、60分足なら1分足60本分といった具合になります。
MT4・MT5の画面の見方と新規注文方法

トレードに関するある程度の知識を理解できたところで、実際の画面の見方や注文方法について解説していきます!
MT4の画面の見方・注文方法

こちらがMT4の画面。
この画面を中心にして様々な取引を行ったり、分析をすることができます。
時間足を変更したい場合

時間足を変更したいと思った時には、赤枠で囲った部分から変更することが可能です。
MT4では
- 1分足
- 5分足
- 15分足
- 30分足
- 1時間足
- 4時間足
- 日足
- 週足
- 月足
これらから選択することができます。
チャートタイプを変更したい時

こちらからチャートタイプの変更もできます。
- バーチャート
- ローソク足
- ラインチャート
この3つから選択することができますが、初めのうちはローソク足から感覚をつかむ方が多かったりします。
ツールを使いたい時

チャートでの分析や予測は、ラインツールを利用することでさらに精密なものとすることができます。
MT4では、水平ラインやトレンドライン、フィボナッチの作成をすることができます。
これらのツールも活用しながら、より精度の高い分析を行っていきましょう。
新規注文・追加注文を行う時

赤枠で囲った「新規注文」をクリック。
すると注文ウィンドウが開きます。

- 数量:Lot数を指定
- 注文種別:注文方法を指定(成行、指値または逆指値)
- 新規取引:成行売りか成行買いを選択
最終的には成行売りか成行買いどちらかをクリックすることで、注文が完了します。
MT5の画面の見方・注文方法

こちらがMT5のトップ画面となります。
基本的にはMT4と大きく変わることはありませんが、いくつか違ってくるポイントもあるので、確認しておきましょう。
時間足を変更したい

MT5の場合、初期画面に時間足変更ボタンがありません。
時間足を変更したい際には「チャート」→「時間足設定」から変更を行うことができます。
MT5の特徴は時間足の種類が豊富なところ。
1分足、2分足、3分足、4分足、5分足、6分足、10分足、12分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足、3時間足、4時間足、6時間足、8時間足、12時間足、日足、週足、月足
自分のトレードスタイルに合わせて使い分けてみましょう。
チャートタイプを変更したい

MT4同様
- バーチャート
- ローソク足
- ラインチャート
この3つから選択することができます。
ツールを使いたい時

こちらからツールを選択することが可能です。
新規注文・追加注文を行いたい時

新規の注文を出す際には、赤枠で囲んだ「新規注文」をクリックします。

するとこのような画面が開きます。
- タイプ:注文方法を変更できる(カウントダウン注文・指値注文)
- 数量:Lot数を指定できる
- StopLoss:損切りラインを設定できる
各項目の指定が完了したら、下部の成行売りまたは成行買いをクリックすると、注文が完了です。
このカウントダウン注文は成行注文を指し、タイプを変更することで、指値注文を指定することも可能です。
指し値注文のオーダー画面は以下の形になります。

まとめ:MT4・MT5の画面の見方や注文方法について

今回はプラットフォーム上での画面の見方や注文方法について解説していきましたが、いかがだったでしょうか?
どちらも高性能で、多種多様な機能が搭載されています。
ぜひうまく活用しながら、快適なトレードを行ってみてください!